あれから五日目
皆さん お元気ですか?
どこにも出掛けず、朝から晩までテレビを見ていると、自分の無力さがつくづく悲しく、また原発への恐怖と不安が大きなものになり、どんどんめげてしまう毎日です。
「もうお鮨なんか呑気に食べられる平和な日は二度と来ないような気がする…」という思いは言葉足らずで多くの読者の方からご批判を浴びてしまいました。
私のブログはいつも楽しいこと、面白いことを心がけて書いてきたので、もう何を書いていいかわからなくなっていたんです。
でも、そんな私を励ましてくれたのはテレビ局の友達からの電話でした。
連絡の内容は、来月の約束の確認です。その電話で、「東京も私たちも存在しないかも…」と私が言ったら彼はカラカラ笑い、「平気、平気 マスコミ少し煽り過ぎだよ」と。
テレビ局に勤務する彼が言ってくれたので、本当に安堵しました。と同時に、彼の実家が被災地だったことに気づいたんですね。
彼に聞いたら、ご両親と昨日やっと連絡ついたそうです。本当に良かった! 原発にも近い場所らしいので、老年のご両親はものすごく不安を感じているらしいのですが、彼は「心配ない、慌てるな、悲観するなと伝えたんだよ」とのこと。
多くの人が暗い絶望的な連絡をしてくる中、明るい声で、未来の楽しい約束をしてくれる人がいると、ぱっと心が明るくなりますね 。
話変わって今日スーパーで、お米とお水を買い占めているご夫婦を見かけました。あぁいうあさましいことはするまいと心に誓いました。
皆さんこの暗い日常の中で、何か前向きのことをひとつでも考えましょうね。
自分に何ができるのか、私も懸命に考えています。