自選の10冊

林さん自選の10冊。過去に雑誌で“自選BEST5”、“自選の5冊”企画に挙げた本にプラスしてこのサイトをご覧の方のために自選の10作品を選んでもらいました。

作品名発行年月日発行元判型価格(税抜)
ミカドの淑女(おんな)1993.07.29新潮社文庫¥490
1990.09.25新潮社単行本(注1)
文明開化の宮廷を舞台に皇后の寵愛を受けながら、帝を愛した下田歌子の波瀾の生涯を描いた、マリコさん自選3冊に必ず入る一冊。明治宮廷風俗を描きながら、伊藤博文、乃木希典らとのスキャンダルの真相を暴いた異色の長編作品です。十朱幸代さん、鹿賀丈史さん、いしだあゆみさん出演でドラマ化されています。
 
素晴らしき家族旅行1997.11.00新潮社文庫¥705
1994.11.05毎日新聞社単行本(注1)
『毎日新聞』に連載されたホームドラマ。24歳の菊池忠紘はひと回り年上の人妻・幸子と不倫大恋愛の末、駆け落ち結婚。10年後、2人の子供を連れ、実家で同居を始めたら…さあ大変!笑いあり涙ありの大家族小説。稲垣吾郎さん&田中美佐子さんでフジテレビの正月特番でドラマ化。2年後テレビ東京で野村宏伸さん泉ピン子さんで連続ドラマ化。マリコさん自選の3冊に必ず入っている作品です。
 
不機嫌な果実2001.01.10文藝春秋文庫¥543
1996.10.30文藝春秋単行本¥1,359
「夫以外とのセックスはどうしてこんなに楽しいのだろうか」名コピーとともに一大社会現象を巻き起こしました。「不倫」という男女の愛情の虚実を醒めた視点で描いて、TBSドラマ版では石田ゆり子さん・岡本健一さん主演、松竹映画版では南果歩さん・鈴木一真さん主演の競作も話題でした。テレビ版主題歌はUAさん「悲しみジョニー」。
 
ルンルンを買っておうちに帰ろう1985.10.31角川書店文庫¥440
1982.11.00主婦の友社単行本(注1)
マリコさんの記念すべき出版界デビュー作品です。「女のヒガミ、ネタミ、ソネミの三ミを書きます」と宣言して誕生したエッセイ本は当時大ベストセラーになりました。痛快で鋭い語り口で赤裸々にいろいろ綴っています。マリコ作品の原点ですので押さえておきたい一冊です。
 
本を読む女 12006.10.11大活字文化普及協会単行本¥2,980
本を読む女 22006.10.11大活字文化普及協会単行本¥2,980
本を読む女 32006.10.11大活字文化普及協会単行本¥2,980
本を読む女オンナ1993.03.02新潮社文庫¥438
1990.05.20新潮社単行本(注1)
『読売新聞』夕刊の連載小説。マリコさんのお母様をモデルに、本を読むことだけを心の糧に昭和を懸命に生き抜いた文学少女・万亀の半生を描いた力作長編小説。菊川玲さん主演でNHKでドラマ化されました。数ある作品の中でも自選ベスト5にも入っているとてもとても大切な作品だそうです。
 
戦争特派員(ウォーコレスポンデント)上1990.11.10文藝春秋文庫¥514
戦争特派員(ウォーコレスポンデント)下1990.11.10文藝春秋文庫¥590
戦争特派員(ウォーコレスポンデント)1987.11.15文藝春秋単行本(注1)
ほんものの恋がしたい貴女に、本当の愛のあり方を問いかける本格恋愛小説。有名デザイナーのアトリエ勤務の奈々子は出張帰りに飛行機トラブルで足止めされた台北空港でベトナム戦争の取材経験を持つジャーナリストと出会い、彼との恋にのめりこんでいきます。「サンケイ新聞」夕刊に連載されていました。
 
RURIKO2011.05.25角川書店文庫¥629
2008.05.29角川書店単行本(注2)
満州の帝王・甘粕正彦を魅了した4歳の世にも美しい少女はその後、中原淳一に見出され「浅丘ルリ子」としてデビューしました。石原裕次郎さん、小林旭さん、美空ひばりさん……燦めくようなスターたちの知られざる銀幕の裏側を描きながら、浅丘ルリ子さんの半生を描いた一大ロマン小説は、出演している映画よりもドラマティックかもしれません。美しい表紙の写真に吸い込まれてしまいます。
 
女文士1998.11.01新潮社文庫¥514
1995.10.05新潮社単行本(注1)
男、結婚、名声をもっともっとと執拗に求め続けたスキャンダラスな女流作家の狂おしく哀しい半生を描いています。最初の結婚からは自ら逃げ出し、愛人・武者小路実篤はついに応えてくれず、若い恋人・中村地平も逃げ、夫となった中山義秀も最後には背を向けてしまいました。
 
花探し2002.11.01新潮社文庫¥630
2000.04.25新潮社単行本(注1)
モデルの舞衣子のきらびやかな愛人生活が生々しく綴られています。読者が選ぶ好きな作品で必ず上位にランクインします。一度はやってみたい?愛人の歪んだ世界観は独特で夢物語のような一面もあります。同じ女として性悪女を疑似体験するのはいかがでしょうか?「週刊新潮」に連載されていた長編小説です。
 
アッコちゃんの時代2008.01.01新潮社文庫¥514
2005.08.30新潮社単行本(注1)
バブル絶頂期に地上げの帝王の愛人となり、レストラン・キャンティの御曹司を風吹ジュンさんから奪って、世間から羨望と憎悪を浴びた伝説の女子大生の生き様を描いています。華やかなバブル時代の東京へタイムスリップして、職業は小悪魔です、と言える魔性の女のリアルな姿を見ることができます。尾崎豊さん、松任谷由実さん、荻野目慶子さん…華やかな面々がワキに登場しています。
※発行年月日のうち、日にちが不明なものは「00」としています。
(注1)2014.4.1現在発売されていません
(注2)品切れ 重版未定


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